甘酒ってお酒なの?気になるアルコール度数などを解説します
アルコールを含むのは酒粕甘酒だけ
アルコールが苦手だけど健康のために甘酒を飲みたいという方は、酒粕甘酒は避けたほうがよいでしょう。なぜなら、この酒粕甘酒はその名のとおり酒粕を原料としているため若干のアルコール分が残っており、味や風味にもアルコール特有の癖が残っているからです。よって、アルコールが苦手という方にはアルコールが含まれない米麹甘酒がおすすめです。
酒粕甘酒のアルコール度数は?飲酒運転になる?
酒粕甘酒のアルコール度数は商品によって異なりますが、酒粕自体のアルコール度数が6~8%となっているため、ある程度のアルコールが残っているとの認識が必要となります。また、飲酒運転の基準は呼気1L当たり0.15mgとなり、アルコール度数が高い酒粕甘酒を飲んだ場合やアルコールの分解能力が低い人の場合、飲酒運転となってしまうこともあるため注意が必要です。
甘酒を飲んで運転したら飲酒運転になるの?
米麹甘酒の場合、アルコールは含まれていないため、飲酒運転になってしまうことを心配する必要はありません。しかし、酒粕甘酒の場合、商品によってはアルコール度数が高いこともあるため、飲んだ直後に運転をしたり、アルコールの分解能力が低い人が甘酒を飲んだあとに車を運転すると飲酒運転の検挙対象となる可能性もあります。
妊婦さんやお子さんは酒粕甘酒は避けるのが無難です
妊婦さんやお子さんはアルコールを摂取してしまうと健康被害がおよんでしまう危険性もあるため注意しなければなりません。このことから、健康面でのよい効果を期待して妊婦さんやお子さんに甘酒を飲ませる際には、アルコールが含まれる酒粕甘酒は避けるようにし、アルコールが含まれず飲みやすい米麹甘酒を選ぶのがおすすめです。