甘酒には米麹と酒粕から作られる2つの種類がある!それぞれの栄養成分と効能は?

甘酒には米麹と酒粕から作られる2つの種類がある!それぞれの栄養成分と効能は?

米麹甘酒の栄養成分と効能

甘酒の中でも米麹を原料としているものは酵素が豊富に含まれていることで知られています。人間に必要な酵素のうち、なんと30種類以上が甘酒には含まれていますので、栄養分を無駄なく体内に取り込むことができるのです。

酒粕甘酒の栄養成分と効能

甘酒の中でも酒粕からできているものには葉酸が多く含まれていますから、日ごろの食事で葉酸が不足している人には酒粕の甘酒がおすすめです。さらに消化されにくい「レジスタントプロテイン」というタンパク質も含まれているのが酒粕の特徴です。レジスタントプロテインには摂りすぎた脂質をくるみこんで体外に排出してくれる働きがありますから、ダイエットにも最適です。

どちらが栄養成分的に優れている?

米麹由来の甘酒と酒粕を原料とした甘酒、どちらが優れているとは断定することができません。ただ、米麹でできているほうはアルコール分が含まれていませんから家族みんなで飲むにはこちらのほうがおすすめです。米麹、酒粕いずれの甘酒にもビタミンB群は含まれていますから、お肌や細胞組織を強化したいけれど豚肉は苦手という人には甘酒は最適です。日本古来の栄養ドリンク、もっと見直したいものですね。

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